サブコマンド: util fig

概要

テト譜からgifによるアニメーション画像を生成します。

テト譜の指定方法

画像化したいテト譜のデータを field.txt に記述するか、--tetfu オプションで直接指定してください。

基本コマンド

java -jar sfinder.jar util fig --tetfu v115@vhKSSJznBGjBXqBNpB0fBRmBasB/rB0qBAAA

カラーテーマ

themeディレクトリにプロパティファイルを追加すると、--color で指定できるようになります。

既にあるプロパティファイルをコピーして名前を変更したうえで、直接ファイルを更新してください。

デフォルトカラーのサンプル

default : mipi をベースにライン消去・操作ミノが強調されるようなカラーリング

fig_sample_default

mipi : @mipi_teto_puyo さんの資料をベースとしたカラーリング

fig_sample_mipi

fumen : 連続テト譜エディタ をベースとしたカラーリング

fig_sample_fumen

four : FOUR をベースとしたカラーリング

fig_sample_four

プロパティファイルの構成

カラーテーマのプロパティは、以下のルールを基に色を設定します。

ブロック・ライン

  • T,I,O,S,Z,L,J,Gray: 各ブロックの色

  • Gray: せり上がりブロックの色

  • Empty: 空白の色

  • Border: ブロックまわりの線の色

  • SideFrame: フィールド左右のフレームの色

  • BoxFrame: ホールド・ネクストボックスの枠の色

適用されるタイミング

  • .normal: 通常時のブロックの色

  • .clear: ラインが揃ったときに強調するための色

  • .piece: 操作しているミノを強調するための色

オプション一覧

short

long

default

-o

--output

output/fig.gif

-F

--format

gif

-n

--next

5

-d

--delay

30

-L

--loop

true

-t

--tetfu

なし

-s

--start

1

-e

--end

-1

-l

--line

-1

-f

--frame

basic

-c

--color

default

-H

--hold

visible

-lp

--log-path

output/last_output.txt

-fp

--field-path

input/field.txt

-o, --output [default: output/fig.gif]

出力される画像ファイルのパスを指定する。

なお、フォーマットにpngを指定した場合は output/{実行日時}/fig.png のように、ディレクトリ構成と拡張子が一部変更されます。

-F, --format [default: gif]

出力される画像ファイルのフォーマットを指定します。

対応フォーマットは次の2つです。

  • gif: GIF形式のアニメーション画像を1枚生成する

  • png: PNG形式の画像を各ページを個別に複数枚生成する

-n, --next [default: 5]

表示するネクストの数を指定する。

-d, --delay [default: 30]

アニメーションのフレーム間の時間を指定する。なお、単位は10ms。

従って -d 20 を指定すると、1枚につき200ms表示する画像が生成される。

※ フォーマットがgifのときのみ有効となります

-L, --loop [default: true]

出力するgif画像に無限ループするメタデータを付与するかを指定する。

画像を無限ループさせたい場合は true 、無限ループさせない場合は false を指定する。

※ フォーマットがgifのときのみ有効となります

-t, --tetfu [default: なし]

画像化したいテト譜データを指定する。

オプションからテト譜データを指定する場合は --tetfu v115@vhAAgH のように指定する。

v115のテト譜データにのみ対応。

-s, --start [default: 1]

画像化を開始するテト譜データのページ番号を指定する。

10 を指定した場合、最初に出力される画像は10ページ目のものとなる。

-e, --end [default: -1]

画像化を終了するテト譜データのページ番号を指定する。

このオプションで指定したページが画像の最後のページとなる。

-s 10 -e 20 を指定した場合、10ページから20ページの計11画像となる。

なお -1 を指定した場合は、テト譜の最終ページが自動的に設定される。

-l, --line [default: -1]

画像のフィールドのライン数(高さ)を指定する。

なお -1 を指定した場合は 画像化対象ページで最も高いフィールドの高さ + 1 が自動的に設定される。

ただしネクストを表示する際に、フィールドよりも画像の高さを必要とする場合は、自動的にこの値が拡張されます。

-f, --frame [default: basic]

フレームの種類を選択する。

現在、選択できるのは以下の3種類。

  • basic: フィールド左側にHold、右側にNextがある最も基本的なフレーム

  • right: フィールドの右側にHold・Nextをともに配置するコンパクトなフレーム

  • no: Hold・Nextを表示せず、フィールドのみを表示するフレーム

-c, --color [default: default]

使用するカラーテーマを指定します。指定された名前でthemeディレクトリ内からカラーテーマのファイル名を検索します。

-H, --hold [default: visible]

ホールドを表示させるかを指定する。

ホールドを表示させたい場合は visible 、表示させない場合は hidden を指定する。

ただしホールドを指定する場合は、テト譜にQuizが設定されている必要があります。

もし、Quizが設定されているが、Nextにその情報を使用したくない場合は hidden を指定してください。

-lp, --log-path [default: output/last_output.txt]

実行時のログを保存するファイルのパスを指定する。

-fp, --field-path [default: input/field.txt]

フィールドを定義するファイルのパスを指定する。

util figではテト譜のみ対応しています(____XXXXXX の形式で書かれたフィールドは入力できません)。